
先日、ラウンドの途中でシューズのBOAダイヤル部分が割れてしまい、ダイヤルを回すことが出来なくなってしまいました。
まだ2年も履いてないのに、もう壊れたの?
壊れたのはダイヤル部分だけで他はまだ全然使えるのに、これで捨てるのは勿体ないなと思ってました。
次はどんなシューズを買おうかなとネットで色々と検索していたところ、「BOA保証制度」なるものがあるではないですか?
私は全然知らなかったのですが、そうなんです、BOAフィットシステムのダイヤルが壊れたり、ワイヤ(レース)が切れたとしても部品の保証をしているんです!
しかも「無償」です!
実際に無料修理キットを請求して、BOAフィットシステムの交換をしてみましたので、その内容をご紹介したいと思います。
作業は簡単ですので、是非チャレンジしてみて下さい!
この記事でわかること!
●無料修理キットの請求方法
●BOAフィットシステムの交換方法
無料修理キットの請求方法
BOAフィットシステムのサポートページ
まずBOAフィットシステムのサポートページにアクセスします。
左下の「無料修理キットの請求」をクリックします。

事前に準備するものとしては、「壊れた製品・パーツの写真」が必要です。
注意点としては、
・壊れた部分だけ(ダイヤル、ワイヤ)ではなく、製品全体が見えるような写真
・メーカー名のロゴも見れるようにする
・ファイルサイズは5MB〜10MB以内推奨(私は2MB程度でしたが問題無しでした)
写真の準備が出来たら、「確認しました。次に進む」をクリックします。

メーカー名をアルファベットで入力します。
私のシューズはフットジョイ製なので「foot」と入力すると、下のような選択する項目が表示されますので、該当するメーカーを選択します。

どのような不具合なのか、当てはまる項目を選択します。

準備した写真をアップロードします。

こんな感じになります。

BOAフィットシステムの種類を選択します。

シューズはどんなジャンルのスポーツなのかを選びます。

ダイヤルは、上に引き上げると解除できるタイプか?否か?選択します。

「はい」を選択した場合、ダイヤルを押し込んだ状態で両方向に回すことができるか?否か?選択します。

「はい」を選択すると、ダイヤルの中心に小さな穴があるか?否か?選択します。

「はい」を選択すると、一番似ているダイヤルを選択します。
私は誤って違うダイヤルを選択してしまいましたが、ちゃんと適したダイヤルが送られてきましたので、適当でも大丈夫です。

ワイヤの材質を選択します。

ダイアルの色(黒or白)を選択します。

最後に「メールアドレス」、「名前」、「送付先の住所」、「電話番号」を入力して終了です。
通常であれば注文後5〜7日(宅配無料)で届きます。私の場合は5日で届きました。$20出せばお急ぎ便もできるみたいです。

BOAフィットシステムのダイヤル及びワイヤ交換方法
FedExでBOA修理キット2個(同じもの)とステッカーが送られてきました。
注文してから海外から5日後に届きましたので、とても早い対応ですね。

内容物の確認

内容物(左下から)
・ワイヤを巻き取るリール 1個
・専用ドライバー 1個
・ワイヤ(レース) 1本
・ダイヤル 1個
・取扱説明書 1冊
・シリアルナンバー? 1枚
取扱説明書は、恐らく汎用のもので、私のシューズと同じものではありませんでした。
がしかし、作業は簡単なので、ワイヤと巻き取り用リールを接続するところ以外は、取扱い説明書がなくても大丈夫です。
古いダイヤルとワイヤを取り外す
これがダイヤル表面が割れてしまって、中身のダイヤルが見えている状態です。

まず専用のドライバーを使って、ダイヤルの中心にあるネジを回して外します。

ダイヤル部分を外すとこのようにワイヤを巻き取るリールが出てきます。

ワイヤーも交換するので、今使用しているワイヤはリールからニッパーなので切断してもいいのですが、今回は分解をする意味もあって、ワイヤをリールから外して見ました。
ラジオペンチなのがあると作業しやすいです。

リールが取れたらワイヤもシューズから抜き取ります。
これが全ての部品を外した状態です。

新しいワイヤとダイヤルの取り付け
古いワイヤと長さを揃えて切断し、新しいワイヤを取り付けます。
左右の長さが同じになるように調整します。

ワイヤを踵の部分まで通します。

次に取扱説明書を見ながら、ワイヤと巻き取り用リールを接続します。
ちょっと細かい作業なので、ラジオペンチやピンセットなど使った方が作業がしやすいです。
右用と左用が書かれてますが、私の場合は右用だけで接続しました。
左の靴も右用の部品で取り付け出来ました。

ワイヤと巻き取り用リールが接続できました。

ワイヤを前方側に引っ張っ他状態にして、巻き取り用リールを本体に装着します。

ダイヤルを外した時と同様、専用ドライバーでダイヤルを取り付けます。
ダイヤルを回したらワイヤが締まっていることを確認します。
ワイヤが締まったたら、今度はワイヤが緩むかを確認します。
問題なければ、作業終了です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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